時間指定注文

時間指定注文の基本

 時間指定注文は、特定の時間になった時に初めて有効となる注文方法です。一般的な価格に照準を当てた注文方法ではなく、取引時間内の上昇下落の傾向を捉えた売買が可能となります。一般的には時間指定注文では指値注文と成行注文を出来、指定時間にそれぞれの注文が執行されることになります。そのほか、指定時間までは指値・逆指値注文として執行され、その指値・逆指値注文が指定時間までに成立しない場合は成行注文として執行される、といった時間指定注文もあります。

時間指定注文の使用方法

  • 取引時間中の傾向から価格が最も安値(高値)を付け易い時間を指定して成行買い(売り)注文を発注する。

    取引時間中の動きには一定の傾向が見られます。そこに着目して買いや売り注文を入れることでより有利な価格で建玉を持ったり、手仕舞い売りを行うことができます。

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  • 時間を分散した形で注文を発注し、その日の平均価格に近い形で建玉を保有する。

     複数枚の建玉を持つ場合、複数の時間に分ける形の時間指定注文で発注することで保有建玉の価格が平準化され、その日の高値(安値)で買い(売り)建玉を持つこと(高値掴み・安値掴み)を回避し易くなります。

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